2026/06/26_曇りでも紫外線対策は必要 ~油断できない梅雨のUV対策~

くもりでも紫外線対策は必要
~油断できない梅雨のUV対策~

 

「ジメジメとした梅雨の時期は、日差しがないから紫外線対策はお休み」と思っていませんか?

実は、どんよりとした曇り空や雨の日であっても、紫外線は容赦なく私たちの肌に降り注いでいます。

「まだ本格的な夏じゃないから」「曇っているから」と油断していると、知らぬ間にダメージが蓄積してしまうことも少なくありません。

この記事では、健康維持のために知っておきたい梅雨時期の紫外線の実態と、正しい対策についてわかりやすく解説します。


【目次】

  1. 6月は年間でもトップクラスの紫外線シーズン
  2. 紫外線の種類:UV-A、UV-B、UV-Cの特徴
  3. 日焼けは「やけど」? 疲労の原因にもなる理由
  4. 今日からできる梅雨の紫外線対策
  5. まとめ

 

1.6月は年間でもトップクラスの紫外線シーズン

 

梅雨の時期である6月は、実は年間を通じて8月とほぼ同量の強い紫外線が降り注ぐ、

トップクラスの紫外線シーズンです。

気象庁の観測データによると、つくば(茨城県)における月最大UVインデックス(紫外線の強さを示す指標)の累年平均値は、6月と8月でほぼ同等の強い値(強い〜非常に強い)を記録しています。

「雨や曇りの日なら大丈夫」というのも大きな誤解です。

環境省の『紫外線環境保健マニュアル』によると、快晴の日の紫外線量を100%とした場合、曇りの日でも約60%、雨の日であっても約30%の紫外線が地表に届いています。

梅雨の晴れ間はもちろん、どんよりした天気の日でも決して油断はできません。

2.紫外線の種類:UV-A、UV-B、UV-Cの特徴

 

太陽から降り注ぐ紫外線には波長の長さに応じて3つの種類(A波・B波・C波)があり、それぞれ性質が異なります。

  • UV-A(紫外線A波) 地表に届く紫外線の約9割を占めます。波長が長いため、雲や窓ガラスを通り抜けやすいのが特徴です。
    肌の奥(真皮)まで到達し、じわじわとシワやたるみといった「光老化」を引き起こします。曇りの日でも部屋の中にいても対策が必要なのは、このUV-Aの影響があるためです。
  • UV-B(紫外線B波) 波長が短く、主に肌の表面にダメージを与えます。いわゆる「日焼け(サンバーン)」を起こして肌を赤く炎症させ、シミやそばかすの原因になります。
  • UV-C(紫外線C波) 3つの中で最も有害な紫外線ですが、地球を覆うオゾン層によって遮られるため、基本的には地表には届きません。

梅雨の時期は、特に雲やガラスを突き抜けて室内にまで入ってくるUV-Aへの警戒が必要です。

3.日焼けは「やけど」?疲労の原因にもなる理由

 

「少し肌が赤くなるくらいなら平気」と思われがちですが、医学的に見ると日焼けは軽度の「やけど(日光皮膚炎)」です。

さらに、紫外線によるダメージは肌の見た目だけでなく、全身の「疲労」にも直結します。強い紫外線を浴びると、体を守るために体内で「活性酸素」が大量に発生します。

この活性酸素が細胞に負荷をかけると、自律神経のバランスが乱れ、全身の激しい疲労感やだるさを引き起こす原因になります。

「外にいただけなのに、なぜか体がだるい」という現象は、紫外線によって自律神経に大きな負荷がかかっているサインなのです。

4.今日からできる梅雨の紫外線対策

 

健康的な毎日を維持するためにも、梅雨の時期から以下のような対策を習慣化していきましょう。

  1. 「うっかり日焼け」を防ぐ(朝のルーティン化)
    曇りの日や、洗濯物を干す・ゴミ出しといった短時間の外出、窓際にいる時間が長い日でも、朝のスキンケアの一環として日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。
  2. 晴雨兼用のアイテムを活用する
    梅雨の不安定な天気に合わせ、UVカット加工が施された「晴雨兼用」の折りたたみ傘を持ち歩くのがおすすめです。帽子や衣服も活用し、物理的に肌をガードしましょう。
  3. サングラスを着用する
    目から入る紫外線も脳にストレスを与え、活性酸素の発生やメラニン色素の増加を促すと言われています。UVカット機能付きのメガネやサングラスが有効です。
  4. 食事で「インナーケア」を意識する
    体内で発生する活性酸素を抑える(抗酸化作用)ために、ビタミンCやビタミンE、リコピンなどを豊富に含む食材(トマト、パプリカ、ブロッコリー、キウイなど)を日々の食事に取り入れ、
    内側からもダメージと疲労をケアしましょう。

 

5.まとめ

 

梅雨の時期の紫外線は、私たちが想像する以上に強力です。

•6月の紫外線量は8月とほぼ同等

•曇りでも約60%、雨でも約30%の紫外線が届いている

•日焼けは体の「疲労」や自律神経の乱れにつながる

紫外線対策は、単に美肌を保つためだけでなく、日々の体調を整え、健康を維持するために極めて重要なアプローチです。
本格的な夏が来る前のこの時期から対策を毎日のルーティンにして、健やかな毎日を意識していきましょう。

≪参考文献・出典≫

・気象庁:紫外線に関するデータ(UVインデックスの年間推移グラフなど)
 https://www.data.jma.go.jp/env/uvhp/info_uv.html

・環境省:紫外線環境保健マニュアル2020
 https://www.env.go.jp/content/900410650.pdf

・環境省:『紫外線による人の健康への影響(専門家検討会資料)』
 https://www.env.go.jp/content/000048378.pdf

・厚生労働省:自動車運転者の労働時間等に係る疲労度調査結果(概要)
「体内の活性酸素が増えると疲労につながる」「疲労すると自律神経機能が低下する」というデータが示されている厚生労働省の公式資料です。 
 https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/000880786.pdf

 

この記事が少しでも「役に立った!」「面白かった!」「興味深かった!」という方は、記事の上部・下部にある『いいねボタン』のクリックをお願いいたします。

今後の記事作成の励みになるとともに、オーナー様の興味のある記事はどんな記事なのか参考にさせていただきます。

  


オーナー様専用サイトに関するお問い合わせ

オーナーサポート部
フリーダイヤル:0120-336-269(平日 9:00~18:00)
メールアドレス:os@skyc.jp