スカイコートワンルームマンション間取りの変遷
スカイコートがマンション経営事業をはじめて36年(2020年現在)になります。その間、時代の移り変わりに伴って制定された規制(ワンルームマンション規制や建築規制等)により様々な間取りが誕生してきました。スカイコートが分譲してきたワンルームマンションの間取りの変遷をご紹介いたします。
【目次】
1. ワンルームマンション規制とは?
2. スカイコートワンルームマンションの間取りの変遷
3. まとめ
1. ワンルームマンション規制とは?
ワンルームマンションを建設するのにあたり、各部屋の最低の広さやワンルームタイプのお部屋だけだなくファミリータイプのお部屋も混在させなければならない等の区または地方自治体による条例や建築指導要綱による規制。
2. スカイートマンションの間取りの変遷(※1)
1984年~
広さは15㎡から20㎡までのワンルームタイプが多く、バス・トイレ・洗面が一緒にある3点式ユニットバスがメインの間取り
2000年頃~
広さは20㎡前後の1Kタイプが多く、居室とキッチンが分離され、トイレが独立しバスと洗面が一緒のユニットバスがメインの間取り
2010年頃~現在
広さは25㎡以上の1Kタイプが多く、バス・トイレ・パウダールーム全てが独立した広めの1Kタイプがメインの間取り
3. まとめ
現在、東京23区では区の条例や建築指導要綱による規制がなされワンルームマンション建設が抑制されています。規制以前は、狭い土地にワンルームマンションを建設することができ、狭小な土地の有効活用が可能でした。規制されたことにより各部屋の最低の広さ(㎡)や、ファミリータイプのお部屋を混在させなければならないことになり、より広い土地が必要になったことで土地の取得が難しくなり建設しづらくなりました。23区の条例の一例として、新宿区(※2)では専用面積25㎡以上、渋谷区(※3)では専用面積28㎡以上の広さが必要になります。以上の事から、今後規制がより厳しくなるようなことがあれば、建設用地の取得がさらに難しくなるかもしれません。
※1 スカイコートマンションシリーズの販売開始時期を基にご紹介しておりますので、販売物件の地域によって条例や指導要綱が違うため、年代に当てはまらない場合もございます。
※2 新宿区ホームページ
https://www.city.shinjuku.lg.jp/seikatsu/jutaku01_002130.html
※3 渋谷区ホームページ
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kusei/shisaku/jourei/one_room.html