2021/05/07_キャッシュレス決済

キャッシュレス決済

 

今回のテーマは、「キャッシュレス決済」です。
キャッシュレスは名前の通り、現金以外の決済方法です。現金を持ち歩くことなくスピーディーに支払いができるのが特徴です。一口にキャッシュレスといっても、クレジットカードや交通系ICカード、タッチ式、QR式など様々な種類があります。
コロナ禍の影響で衛生的な理由からキャッシュレス決済の利用者が急増し、株式会社ジェーシービーが2020年8月に発表した調査によると、「コロナ禍で、これまで現金で支払っていたお店でもキャッシュレス決済を利用するようになった」と回答した人が66%にものぼり、私たちの生活になくてはならい存在になりつつあります。
また、キャッシュレス決済を利用するお客様だけでなく店頭で働いている人たちの紛失・盗難等のトラブルや金額残高の確認作業などの時間が短縮されたり、現金を引き出すための銀行窓口やATMの設置などの維持費も抑えることができるなど、支払いを受け取る人たちにもメリットがあります。
さらに最近では、国が家にいながら支払いができる「キャッシュレス決済」「キャッシュレス納税」を推奨しております。
そこで今回は、「ちょっとした買い物だけじゃない!キャッシュレス決済」をご紹介いたします。

【Suica】

最近では、カードではなくモバイルSuicaを利用している方も多く、キャッシュレスサービスの代表といえば、Suicaを思い浮かべる人が多いと思います。モバイルSuicaであれば、利用履歴で「いつ」「なにに」「どのくらい」使ったのかがわかるので「旅費交通費」で計上なのか、「消耗品費」で計上なのかが確認できるので大変便利です。
Suicaで公共料金や税金のお支払いはできませんがSuica搭載の指定クレジットカードであれば、公共料金や税金のお支払いが可能です。

Suica搭載の指定クレジットカードで支払えるもの・・・携帯電話やプロバイダーの料金、国民健康保険料、自動車税など

【nanaco】

セブンイレブンの店頭であれば、公共料金や税金をnanacoで支払うことができます。ポイントは付与されません。指定のクレジットカードでチャージした金額がポイント付与の対象です。
また、nanaco発行手数料として通常300円かかりますが毎月8日・18日・28日のイトーヨーカドーハッピーデーであれば、nanaco発行手数料無料でつくることができます。

セブンイレブンの店頭でnanaco支払いできるもの・・・電気ガス水道などの公共料金、固定資産税、住民税、自動車税など

【WAON】

こちらもnanaco同様、WAONでの税金支払いではポイントは貯まらず、WAON一体型のイオン系クレジットカードで、電子マネーWAONにチャージをすると、1ポイントが貯まります。イオン系列でお買い物をすることが多い方はオススメです。

イオングループやミニストップの店頭でWAON支払いできるもの・・・電気ガス水道などの公共料金、固定資産税、住民税、自動車税など

【LINEPay】

LINE Payで公共料金や税金を支払う場合、納付上限金額は納付書1枚あたり30万円までとなり、原則手数料無料で利用できます。これでコンビニ店頭や金融機関の窓口などに行く手間がかからず、短時間で支払うことができます。ご自身の「マイランク」に応じて、「チャージ&ペイ」ご利用時に1%~3%ポイントが還元されます。

LINEPayで支払えるもの・・・固定資産税、不動産取得税、地方税、個人事業税、介護保険料など

【PayPay】

PayPay残高で公共料金や税金を支払いの場合、PayPay STEP利用特典で前月のご利用分に応じて0.5%~1.5%のポイントが付与されます。
また、PayPayでは、「マイナポイント事業」の決済事業者の登録受付が2021年9月30日まで延長されたことを受け、「PayPay」への登録期間も2021年9月30日まで延長していますので、これを機会にPayPay利用してみるのも良いと思います。

PayPayで支払えるもの・・・住民税、固定資産税、学校給食費、保育料、介護保険料など

【クレジットカード】

手元に現金がなくても支払いができるという点では、クレジットカード支払いも同じです。
ただし、クレジットカードで税金を支払いした場合、自治体によって異なるシステム手数料が発生いたします。
例えば、東京都の場合だと、

納付金額 システム手数料
1~10,000円 73円(税込80円)
10,001円~20,000円 146円(税込160円)
20,001円~30,000円 219円(税込240円)
30,001円~40,000円 292円(税込321円)
40,001円~50,000円 365円(税込401円)

※以降、税額が10,000円増えるごとに決済手数料73円+消費税が加算されます。

このようにクレジットカード支払いの場合、納税金額に応じたシステム使用料が発生します。

 

 

固定資産税のように年に複数回支払うものですと、手数料も大きい金額になるので、手数料なしで銀行窓口やコンビニに出向くことなく、税金が払えるうえにポイント還元されるというのは、とても嬉しいですね。
上記でご紹介したものの他にも、キャッシュレス決済はたくさん種類がございます。
よく利用するお店やポイント還元率の高さ、現在の支払い方法と比較して、ご自身にあった支払い方法を選択するのが一番良いと思います。

※一部の公共料金・税金や自治体によっては、上記のキャッシュレス決済対象外の場合や別途手数料が発生する場合がございます。
※一部の公共料金・税金や自治体によっては、上記の支払方法と異なる場合がございます。

いかかでしたでしょうか。知らない知識や感心したものがひとつでもあれば、嬉しいです。「こんな記事書いてほしいな」「このサイトを通じてこんなことやってほしいな」「こんなサービスがほしいな」などのお便りや記事の感想もお待ちしております(*^^*)
最後までお読みいただきありがとうございます。

作成者:濱出


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