現在、様々な国の繊維製品が世界中で販売されています。しかし、洗濯表示は各国で定めた図や記号を使っていたため、生産国外で商品を手にとった消費者が理解できないということで問題になったのです。
日本も独自の洗濯表示を使っていたため、国際基準に合わせて変更したのです。
このように国際基準にしたことにより、日本語表記が消え、記号になりました。
国際基準の洗濯表示は、５つの記号と付加記号と数字の３つの組み合わせで成りたっています。
記号
付加記号
数字
禁止
基本的には上記の図と記号と数字の組み合わせですが、従来とは全くことなる表記や新しく加わった表記もあります。
例えば、
他にも洗濯時の中性洗剤使用やアイロンがけの当て布の表示がなくなりました。
2021年３月に消費者庁が公表した「新洗濯表示の認知度調査」によると、半数以上の人が「洗濯表示は知っているが新しくなったことを知らなかった」と回答しています。この調査発表はネットでも「洗濯表示が変わったことを知らなかった」と話題になりました。
また、この話題から「これ洗える？」というライオンがリリースしたアプリが注目されました。
「これ洗える？」は、洗濯表示をチェックしてお家で洗えるか判定できたり、アイテム別にお洗濯の仕方を教えてくれるアプリです。
このアプリを使えば、ネットで新洗濯表示のマークを調べる手間が省けます。
【参考サイト】
消費者庁「新洗濯表示に関する認知度等の調査の結果を公表しました」
URL: https://www.caa.go.jp/notice/entry/023547/
【これ洗える？】
iOS版：https://itunes.apple.com/jp/app/kore-xieru/id858102421?l=en&mt=8
Android版：https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.lion.acron&hl=ja
公式HP：https://acron.lion.co.jp/app/
