睡眠の質について
最近眠れない、寝ても疲れが取れないといったことはありませんか。
睡眠は疲労から心身を回復させ、心身の健康と密接に関わっています。また、健康を維持するためにも大切です。
今回は、日本人の睡眠の実態や睡眠の質を下げる原因などをご紹介いたします。
【目次】
1.睡眠時間の短さは大問題
2.睡眠の質の大切さ
3.午後のパフォーマンスを上げる昼寝の方法
4.睡眠の質の低下はスマホが原因?
5.まとめ
1.睡眠時間の短さは大問題
就労者の平均睡眠時間を比較すると、ヨーロッパ諸国が男女ともほとんど8時間を超えているのに対して、日本人の場合は男性が7時間52分、女性は7時間33分との結果が出たとのことです。
睡眠不足によって以下のような弊害が起こっています
①生活習慣病のリスクに繋がる
②注意力やパフォーマンスが低下する。
③事故やヒューマンエラーの危険性が上がる。
④生産性の低下や作業効率が落ちる。
睡眠の質が良ければ、睡眠時間が短くても良いということではないようです!
2.睡眠の質の大切さ
睡眠の質が悪いことも生活習慣病にかかるリスクを高め、かつ症状を悪化させることにもつながります。自分の睡眠の質が良いのか悪いのか、判断は難しいかと思いますが、睡眠により十分休養が得られたかどうかといった主観的な感覚も役に立ちます。
寝室の環境(温度・湿度・照明・音・寝具)や寝るときの服装は、睡眠の質と関係しています。静かで暗く、季節に応じて快適と感じる温度・湿度が保たれていることが大切です。
就寝前の喫煙や飲酒も、睡眠の質を悪化させるので控えるようにしましょう。コーヒーや紅茶など、カフェインを含む飲み物を寝る前の3~4時間以内に飲むのも、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったり、途中でトイレに起きたりすることにつながりますのでおすすめできません。
カフェインが含まれているもの
・緑茶 ・ウーロン茶 ・チョコレート ・ココアなど
3.午後のパフォーマンスを上げる昼寝の方法
毎日十分な睡眠時間を確保することが難しい方もいらっしゃるかと思います。
そこで、午後の昼寝が眠気で仕事の効率が悪くなることを避けるのに役立ちます。
【おすすめ】
・横にならず、机に顔を伏せるか、椅子の背もたれにもたれかかる姿勢で寝るのがおすすめです。
・昼寝の前にコーヒーなどのカフェインを飲むと、目覚める頃にカフェインが働き始めるので、スッキリ目覚めやすくなります。
【注意点】
・夕方以降の昼寝は、夜の睡眠に影響しますので午後の早い時間にとるようにしましょう。
・あまり長い時間昼寝をすると、起きた後にボーっとしてしまって業務効率が上がりにくくなります。長さは15分程度が良いと言われています。
4.睡眠の質の低下はスマホが原因?
寝る前にスマートフォンを見ることによって、強い光を目に入れたり、脳が興奮する情報に接したりすることは、睡眠の質を下げてしまいます。
若い世代に関わらず、寝る前にスマートフォンを触ってしまうという人は少なくないでしょう。しかし、睡眠の質を上げるには極力、寝る前には見ないようにしたほうが良いです。
スマートフォンだけではなく、テレビやゲームも同様です。
寝る前にスマートフォンやテレビが止められず、それによって寝不足や眠りの悪さを自覚している場合には、ストレスが溜まっているサインの可能性があるため、日中にできる別のストレス解消法を探してみるのがおすすめです。
5.まとめ
今回は「睡眠の質」について紹介しました。ご自身の睡眠を見直し、適切な睡眠をとることによって健康維持に繋がります。寝る前にスマートフォンなどの電子機器を見ないようにしたり、昼寝を長い時間とらないなど簡単にできることもあると思います。
皆様も心と体の健康のためにも「睡眠の質」を意識してみてはいかがでしょうか。
今回の記事で皆様に少しでも睡眠について意識していただけたら幸いです。
<参考文献>
【厚生労働省HP】
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23950.html
https://www.smartlife.mhlw.go.jp/minna/sleep/
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