2023/06/16_青空文庫について

青空文庫について

 

皆様、青空文庫を利用したことはございますか?青空文庫は、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、図書館のようにインターネット上に集めようとする活動です。著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストとXHTML(一部はHTML)形式に電子化した上で揃えています。誰もが知っているような有名な作品もインターネット上で自由に読むことができます。今回は、青空文庫についてご紹介いたします。


【目次】

1.青空文庫とは
2.作品の探し方 ~作家別~
3.作品の探し方 ~作品別~
4.作品の探し方 ~分野別~
5.作品の探し方 ~新着~
6.作品の探し方 ~検索~
7.まとめ


 

1.青空文庫とは  

 

青空文庫は1997年に始まったボランティア活動で、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、共有可能なものとして図書館のようにインターネット上に集めようとしております。青空文庫には、(著作権法の改正された2018(平成30)年末までに)作者の死後50年を経るなどして著作権の消滅した作品と、著作権者が「インターネットを通じて読んでもらってかまわない」と判断したものの、二種類がおさめられています。

現在は、日本国内で著作権保護期間の満了した作品を中心に、ボランティアのみなさんの力によって電子化作業を進めています。青空文庫はそういった電子化活動のための、またその成果物をアーカイヴしておくための場でもあり、そこからコピーされた本の集成や活用事例もまた〈青空文庫〉と呼ばれることがあります。

 

ここからは、実際に読みたい本を探す方法をご紹介いたします。例として夏目漱石の『吾輩は猫である』を探してみます。

2.作品の探し方 ~作家別~

 

①青空文庫トップページのメインエリアから、「総合インデックス」をクリックする。

 

②作家名の頭文字をクリックする。今回は例として夏目漱石の『吾輩は猫である』を探すため、「な」をクリックする。

 

③作家の一覧から「夏目漱石」を探してクリックする。

 

④作品の一覧から「吾輩は猫である」を探してクリックする。

 

⑤図書カードのページが開くので、「いますぐXHTML版で読む」をクリックする。

 

3.作品の探し方 ~作品別~

 

①青空文庫トップページのメインエリアから、「総合インデックス」をクリックする。

 

②作品名の頭文字をクリックする。今回は例として夏目漱石の『吾輩は猫である』を探すため、「わ」をクリックする。

 

③作品の一覧で探す。50音順で見つからない場合は、「次の50件」をクリックする。

 

④作品の一覧で探す。「吾輩は猫である」をクリックする。

 

⑤図書カードのページが開くので、「いますぐXHTML版で読む」をクリックする。

 

4.作品の探し方 ~分野別~

 

①青空文庫トップページのメインエリアから、「青空文庫 分野別リスト」をクリックする。

 

②分野別リストが開くので、分野別トップの「文学」をクリックする。

 

③「日本文学」をクリックする。

 

④「小説 物語」をクリックする。

 

⑤数が多いため、作家名の頭文字「な」をクリックする(一覧から探しても良い)。

 

⑥夏目漱石の作品の中から「吾輩は猫である」を探してクリックする。

 

⑦図書カードのページが開くので、「いますぐXHTML版で読む」をクリックする。

 

5.作品の探し方 ~新着~

 

夏目漱石の『吾輩は猫である』は新着ではないため、ここでは新着公開作品の探し方をご紹介いたします。

①青空文庫トップページのお知らせから「新着情報」をクリックする。

 

②新規公開作品のページの中から読みたい作品名をクリックする。

 

③図書カードのページが開くので、「いますぐXHTML版で読む」をクリックする。

 

6.作品の探し方 ~検索~

 

①青空文庫トップページの右上の検索窓に「吾輩は猫である」と入力する(作品名を全て覚えていない場合は「吾輩は猫」などでも検索可能)。

 

②「Google」をクリックする(今回はGoogleで検索しましたが、「bing」「goo」でも可能)。

 

③検索結果が表示されるため、希望の作品をクリックする。今回は「夏目漱石 吾輩は猫である」をクリックする。

 

7.まとめ

 

今回は、青空文庫についてご紹介いたしました。実際に紙の文庫本を持ち歩くことなく、スマートフォンひとつあれば外出先でも読書が可能です。教科書に載っているような本も沢山ありますので、久しぶりに自分の好きな作品を読んでみるのも楽しいと思います。もちろん、紙の本の良さもありますので上手に使い分けて沢山読書をお楽しみいただければ幸いです。

実際に青空文庫を利用してみたいという方は、以下のリンクより青空文庫のホームページにアクセスしてください。
https://www.aozora.gr.jp/

 

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〈参考文献〉

青空文庫HP
https://www.aozora.gr.jp/


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