1.新しい紙幣のデザイン
2024年7月3日、一万円・五千円・千円の紙幣が20年ぶりに新しい紙幣に改刷される予定です。
新しい紙幣の肖像は、新一万円札には渋沢栄一、新五千円札には津田梅子、新千円札には北里柴三郎が選ばれています。
新一万円札
表面には、生涯において約500もの企業の設立等に関わり、日本近代社会の創造者と言われる渋沢栄一が肖像に選ばれています。
裏面には、赤レンガ駅舎として親しまれてきた歴史的建造物の東京駅（丸の内駅舎）が描かれています。
裏面には、赤レンガ駅舎として親しまれてきた歴史的建造物の東京駅（丸の内駅舎）が描かれています。
新五千円札
表面には、岩倉使節団に随行した最初の女子留学生の一人であり、生涯を通じて、女性の地位向上と女子教育に尽力した教育家の津田梅子が肖像に選ばれています。
裏面には、古事記や万葉集にも登場し、日本で古くから親しまれているフジ（藤）の花が描かれています。
裏面には、古事記や万葉集にも登場し、日本で古くから親しまれているフジ（藤）の花が描かれています。
新千円札
表面には、世界で初めて破傷風を予防・治療する方法を開発した細菌学者で後進の育成にも尽力した近代日本医学の父と呼ばれている北里柴三郎が肖像に選ばれています。
裏面には、江戸時代の浮世絵師葛飾北斎の代表作で日本を代表する浮世絵の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」が描かれています。
裏面には、江戸時代の浮世絵師葛飾北斎の代表作で日本を代表する浮世絵の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」が描かれています。
２.今までの紙幣のデザイン
過去に発行された紙幣の一例をご紹介いたします。
この中に、皆様がお持ちの紙幣はございますでしょうか？
一万円券（発行開始日：昭和59年11月1日）
表面には福沢諭吉、裏面にはきじが描かれています。
一万円券（発行開始日：昭和33年12月1日）
表面には聖徳太子、裏面には彩紋が描かれています。
千円券（発行開始日：昭和38年11月1日）
表面には伊藤博文、裏面には日本銀行が描かれています。
五百券（発行開始日：昭和26年4月2日）
表面には岩倉具視、裏面には富士山が描かれています。
旧一円券（発行開始日：明治18年9月8日）
表面には大黒天が描かれています。
４.まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか？
私はこちらの記事作成にあたり、紙幣のデザインは約20年ごとに変更されているということを初めて知りました。
また、新しい紙幣が発行された後も、現在の紙幣の使用も引き続き可能です。
新しい紙幣に切り替わるタイミングで、 「現在の紙幣が使用できなくなる」などの
詐欺行為が横行する可能性もございますので、ご注意いただければと思います。
この記事が少しでも「役に立った！」「面白かった！」「興味深かった！」という方は、記事の上部・下部にある『いいねボタン』のクリックをお願いいたします。
今後の記事作成の励みになるとともに、オーナー様の興味のある記事はどんな記事なのか参考にさせていただきます。
出典：国立印刷局ホームページ（https://www.npb.go.jp/index.html）
出典：財務省ウェブサイト（https://www.mof.go.jp/policy/currency/bill/20190409.html）
