カカオの健康効果について
２月といえば、バレンタインの時期ですね。
近年は、女性の方から男性に送るチョコレートより、ご自身のご褒美としてチョコレートを買って楽しむ方がいらっしゃいます。
２月１４日のバレンタインは終わりましたが、３月１４日のホワイトデーに向けてチョコレートが店頭に並ぶ中、
今回は、チョコレートの原材料であるカカオは健康面でどんな効果があるのかご紹介いたします。
【目次】
１.カカオとは？
２.カカオの健康効果
３.高カカオを知っていますか？
４.まとめ
1.カカオとは？
カカオ豆はチョコレートやココアの主原料で、カカオの樹の果実の中になる種子のことです。
カカオは、赤道の南北緯度２０度以内、年間平均気温２７℃以上の、しかも年間を通じてその上下する範囲がごく狭い、高温・多湿な地方で栽培されています。
産地は、西アフリカ、東南アジア、中南米です。チョコレートメーカーは製品ごとにカカオ豆を選択し、いくつかの豆をブレンドしてチョコレートの特徴を出すことが多いようです。
資料提供先：日本チョコレート・ココア協会
http://www.chocolate-cocoa.com/index.html
２.カカオの健康効果
カカオには、リラックス効果や脳卒中発症に対する予防効果が期待されています。
近年、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには抗酸化作用があり、コレステロール値の改善、血圧低下などの研究が数多く報告されているため、チョコレートの健康効果が注目されています。チョコレートやチョコレートの成分と同じココアにも、カカオポリフェノールという栄養成分が含まれており、カカオポリフェノールの摂取により、一酸化炭素（NO）という物質が血管壁でつくられ、その一酸化炭素には血管を拡張させる作用があるため、血圧の低下に働くことが研究の結果として報告されているようです。カカオポリフェノールによる動脈硬化の抑制効果、血栓の形成を抑制する作用、および炎症を抑える作用なども報告されており、これらが、チョコレートの脳卒中発症に対する予防効果として考えられているようです。
資料提供先：国立研究開発法人 国立がん研究センター
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/7926.html
３.高カカオを知っていますか？
チョコレートと聞いたら甘いものと連想しますが、最近は高カカオチョコレートというカカオポリフェノールが多く含まれているチョコレートが世間では流行っています。私自身も毎日、高カカオチョコレートを食べています。
カカオポリフェノールは、チョコレート・ココアの主原料であるカカオ豆に含めれるポリフェノールのことです。カカオポリフェノールをたくさん摂るには、チョコレートでは、「カカオ〇〇％」と表示している高カカオチョコレートやビター（ダーク）チョコレートがおすすめです。カカオ分が多いほどカカオポリフェノールを多く含んでいます。又、ココアでは、純ココアがカカオポリフェノールを多く含んでいます。
資料提供先：日本チョコレート・ココア協会
http://www.chocolate-cocoa.com/index.html
４.まとめ
チョコレートは糖分以外にもココアバターという植物油脂が含まれていますので、摂取のし過ぎには注意が必要ですが、
健康効果を期待されるなら、１日に１０グラム程度のビターチョコレートを食べること、カカオポリフェノールは抗酸化作用が持続しないので、
１日に少しずつ分けて食べることを、毎日続けるなど、美味しく健康にチョコレートを食べてみてはいかがでしょうか？(*^^*)
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