花粉症対策について
春が近づくと花粉のシーズン到来になりますね。
最近は花粉の量も増え、一年中悩まれている方も多いと思います。
私もいつも花粉症に悩まされていて、特に春は外に出るのも憂鬱になります。
そこで今回は、花粉症に対する対策についてご紹介いたします。
【目次】
1.花粉症とは?
2.花粉の種類
3.花粉症対策
4.まとめ
1.花粉症とは?
花粉症の正体は、花粉によって生じるアレルギー疾患の総称であり、主にアレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎が生じます。花粉が鼻に入ると、直後にくしゃみ、鼻汁が生じ、少し遅れてから鼻づまりの「即時相反応」が生じます。目に花粉が入ると目がかゆくなり、涙が流れ、目が充血してきます。症状が強いときは、鼻で吸収されなかったスギの抗原成分が鼻から喉へ流れ、喉のかゆみ、咳を生じます。また鼻づまりによる頭痛、鼻や喉の炎症反応による微熱、だるさなどの症状に悩まされます。家の中にいるときなど、花粉がない状態でも症状はありますが、多くは花粉の繰り返しの吸入による鼻づまりの症状が主体です。これをアレルギー反応の「遅発相反応」と呼びます。
2.花粉の種類
花粉の種類の一つであるスギ花粉のスギ林の面積は全国の森林の18%、国土の12%を占めています。このため花粉症患者の約70%はスギ花粉が原因のようです。花粉量には地域差があり、森林面積に対する比率では九州、東北、四国で高くなっています。北海道にはスギ花粉飛散は極めて少なく、沖縄にはスギが全く生息しません。関東地方では、2月から4月はスギ花粉、4月から5月はヒノキ花粉、6月から8月はカモガヤなどのイネ科花粉、8月から10月はブタクサやヨモギなどの雑草類の花粉が主として飛散します。スギ花粉は日本特有の木で、中国の一部にもありますが、その数は日本と比べると少なく、スギ花粉症が問題となっているのは、ほとんど日本だけと考えられているようです。スギ花粉の飛散量は年によって大きく変動しますが、近年、戦後に植えられたスギの木が大きく成長し、潜在的な花粉生産能力が高い状態になっています。
3.花粉症対策
花粉症の治療は、症状を軽減する対症療法と根本的に治す根治療法の二つがあります。
【対症療法】
内服薬による全身療法、点眼・点鼻薬などによる局所療法、鼻粘膜への手術療法
【根治療法】
原因抗原(花粉など)の除去と回避、減感療法(抗原特異的免疫療法)
ご自身でできるセルフケアとして、外出時にマスク・めがねをして、原因の花粉を少しでも体の中にいれないようにする努力が必要です。
花粉症用のマスクでは花粉が約1/6、花粉症用のめがねでは1/4程度に減少することが分かっています。
また、以下のことに気を付けると、全く症状をなくすことは不可能ですが、少しでも症状を軽くすることができると考えられています。
・花粉情報に注意し、花粉飛散が多いときには無駄な外出は避けるようにする。
・家にいる場合でも、花粉飛散の多いときには窓の開け閉めに注意をする。
・外出する場合には、けばけばした花粉のつきやすいコートを着ることは避ける。
・外出から帰ってきたらすぐに顔を洗い、うがいをする。
4.まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
私個人としては、家を出る前に必ず市販の花粉症の薬を飲むことや、外から帰ってきたらすぐ顔を洗うようにして過ごすこと、
ヨーグルトなどの乳製品が良いと小耳に挟んだことがあるので、積極的に摂取するようにしています。
また、花粉症の時期は頻繁に鼻をかむことによって乾燥肌にもなってしまいがちになるので、
保湿に気を付け、良いティッシュを使うようにもしています。
花粉症の季節を少しでも快適に過ごせるように、花粉症対策をしてみるといいと思います(*^^*)
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厚生労働省HP 資料参照「的確な花粉症の治療のために」
https://www.mhlw.go.jp/index.html
厚生労働省HP 「はじめに ~花粉症の疫学と治療そしてセルフケア~」
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/ookubo.html
厚生労働省HP 「平成22年度花粉症対策」
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/kafun/ippan-qa.html
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