2023/10/13_身体活動について

身体活動について

 

皆様も、日々健康を意識して生活をされているかと思いますが、
どのような取り組みを行われていますか?
健康を意識した取り組みは食事や睡眠、生活習慣、運動などあります。
そこで今回は、病気に負けない健康的なからだづくりをすることにスポットを当てて、
健康づくりにおける身体活動について、ご紹介いたします。


【目次】

1.身体活動とは
2.日常生活での身体活動量
3.身体活動の目安と効果
4.取り入れやすい手軽な運動
5.まとめ


 

1.身体活動とは

身体活動とは、日常生活における労働や家事などの活動の生活労働と、体力の維持・向上を目的として、計画的・意図的に実施される活動の運動の2つに分けられ、
安静にしている状態より多くのエネルギーを消費する動作をまとめて身体活動といいます。
身体活動量が多いほど、病気にかかるリスクや死亡リスクが低くなるといわれており、
身体活動量が多い人と比較して、身体活動量が不足している人では認知症やアルツハイマー病のリスクが高まるといわれています。
肥満の予防・改善にも身体活動量を増やすことは欠かせません。

 

 

2.日常生活での身体活動量

身体活動量を増やすには、まずは体を動かすことが大切です。
身体活動を取り入れるときに、"ちょっとでも"動くや、"ちょっとずつ"動くことが大切な考え方といわれています。
運動習慣を身につけることはもちろん大切ですが、
日常生活を送る中で、身体活動量を増やすチャンスをたくさん見つけていくことも大切です。
 

日常生活の工夫
・移動の際は徒歩にする(早歩き、歩幅は広くを意識する)
・エスカレーターやエレベーターの代わりに階段を利用する
・歯磨き中はかかとの上げ下げをする
・信号待ちはつま先立ちをする

 
日常生活で身体活動を取り入れることで、以下のような効果が期待できます。
 ●  労働生産性(仕事の効率)向上
 ●  メンタルヘルスの向上
 ●  記憶力の向上
 
東京都では、「0円ジムあります。」という階段利用促進のポスターを掲げています。

3.身体活動量の目安と効果

健康維持のうえで、期待する効果が得られる身体活動量の目安として、以下の歩行が目安とされています。
 

18~64歳
1日8,000歩以上~10,000歩以上

65歳~74歳
1日7,000歩以上

75歳以上
1日5,000歩以上

 
国が示す健康づくりの身体活動指針であるアクティブガイドでは『+10(プラス・テン):今より10分多く体を動かそう』として、日々の身体活動量アップを推奨しています。
例えば、普通歩行を+10分することで、60kgの方であれば、1年間で1.5kgの体重減少効果が期待できます。
年齢ごとの身体活動量を目安に、今より少しでも増やすことを目指してみてください。
 
 

 ●  18歳~64歳向け

身体活動=生活活動+運動
普通に歩く時の強度以上で1日の合計が60分

運動
息が弾み汗をかく程度で1週間の合計が60分

 

 ●  65歳以上向け

身体活動=生活活動+運動
無理のない程度で、1日の合計が40分

 

4.取り入れやすい手軽な運動

コロナの影響もあり、コロナ前よりもお家で過ごす時間が長くなった方もいらっしゃると思います。
お家にいる時間が長くなると、ご自身で「運動をしよう!」という気持ちにならないと、身体活動量も増えていきません。
ただ、身体活動を行うことによって、日常生活動作能力(ADL)障害の発生を予防することができます。
ストレッチや体操を1日10分程度行うや、散歩やウォーキングを1日20分程度行うことなど、手軽に始められる運動から始めてみることが理想です。

 

スクワット
両足を肩幅よりやや広くして立つ。ゆっくりと腰を曲げ、伸ばす。膝の角度で負担を調整する。

膝を曲げたときに、負担がある場合は、上記右の図のように椅子に座っても大丈夫です。

 

上体起こし
膝を曲げた状態から頭と肩を起こし、おなかをのぞくようにする。

腹筋とは違い、上体を起こすことを意識してみましょう。

 

股関節のストレッチ
両足の裏を合わせて股を開き、両膝を軽く下へ押す。

反動をつけないで、ゆっくりとストレッチをしていきましょう。

 
今回、ご紹介した以外にも、ストレッチや運動はたくさんありますので、是非ご自身に合ったストレッチや運動をしてみてください。
 
 
また、最近は運動管理としてスマートフォンやスマートウォッチで歩数計のアプリがあり、1日の歩数や走行距離、消費カロリーを記録することができます。
1日の歩く目標を決め、歩数計を見る習慣をつけると、よりご自身の健康管理がしやすいと思いますので、
皆様のスマートフォンにも歩数計のアプリが入っているか、確認していただき、ぜひご活用ください。

5.まとめ

今回の記事はいかがでしたでしょうか?
私も健康なからだづくりとして、毎日10分は筋トレを行うようにしていたり、
スマートフォンで歩数計を見る習慣をつけています。
これからの寒い季節にも風邪をひかないようなからだづくりをし、
皆様も健康に過ごしていただければと思います(*^^*)

 

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参考文献
厚生労働省
https://e-kennet.mhlw.go.jp/tools_physical/
東京保険医療局
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kensui/undou/katsudou.html


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