ラジオ体操の健康効果について
ラジオ体操というと、夏休みに公園などで集まっていたのを思い出す方も多いのではないでしょうか。朝早くまぶたが重い中、ラジオ体操を行うとすっきり目が覚めます。今回は、ラジオ体操を行うことで得られる健康効果や、行う際のポイントなどをご紹介いたします。
【目次】
1.ラジオ体操とは
2.ラジオ体操の健康効果・メリット
3.ラジオ体操を行う際のポイント
4.まとめ
1.ラジオ体操とは
1928年(昭和3年)に国民の健康の維持増進を目的として制定され、「国民健康体操」の名称で始められ、「ラジオ体操」として全国に定着してきました。
ラジオ体操の種類
- ラジオ体操第1 老若男女を問わず誰でもできることにポイントをおいた体操です。
- ラジオ体操第2 体をきたえ筋肉を強化することにポイントをおいた体操です。
- みんなの体操 年齢、性別、障がいの有無を問わず、全ての方を対象に、椅子に腰掛けた状態でも行える体操です。
2.ラジオ体操の健康効果・メリット
ラジオ体操は、第1、第2ともに13種類の運動で構成された有酸素運動です。ラジオ体操第1を行うだけで、およそ400個の骨格筋を動かすことができます。
ラジオ体操を週5日以上かつ3年以上実践している55歳以上の方を対象にした調査の結果、体内年齢は実年齢より10歳から20歳若く、骨密度などの数値も良好であることが分かりました。
また、血管年齢や体力年齢も実年齢より若いことが明らかになり、「ラジオ体操が健康づくりに効果がある」ことが分かりました。
- 体内年齢(基礎代謝量や筋肉量):体内年齢が実年齢より約20歳若い
- 血管年齢(血管の老化度):若々しい血管で脳卒中や心臓病を予防
- 呼吸機能(肺年齢):呼吸機能を若く保ち息切れをおこしにくい
- 骨密度:骨が丈夫で健康、骨粗しょう症の予防にも効果的
- 活力:活動力にあふれ、いきいきとしている
- 体力年齢:歩行能力などに優れ転倒予防にも効果的
- 身体機能:男性、女性ともに国民標準値を上回る
ラジオ体操の健康効果
- 血管年齢の若返り
- 新陳代謝の向上による脂肪燃焼効果
- 血行促進による首・肩のこり、腰痛の予防・解消、冷えの改善
- 屈伸運動や跳躍運動による骨粗鬆症の予防
- 心身がすっきりと目覚め、自律神経が整う
- 体のゆがみを左右均等に導く
- 胃や腸の働きを良くし食事をおいしくする
- 便通を促す
ラジオ体操のメリット
- 3分あまりで全身の400種類以上の筋肉をまんべんなく動かすことができ、カロリー消費にも効果的
- 有酸素運動と無酸素運動が同時にできる
- 有酸素運動、筋力アップトレーニング、ストレッチ運動という運動の3つの要素を得られる
- 道具いらずで、いつでも、どこでも、誰でもできる
- 習慣的な運動や人との会話で「フレイル」(筋力や認知機能の低下など心身の活力が低下した状態(虚弱)のこと)の予防になる
- 時間あたりのカロリー消費量が多い
- 誰もが1度はやったことがありすぐにできる
3.ラジオ体操を行う際のポイント
ラジオ体操を行う際は、動かす筋肉を意識し、だらだらやらずテキパキ元気に動くと運動の効果を高めます。
ここからは、一番行うことが多いであろうラジオ体操第一のポイントを各動き毎にご紹介いたします。以下のポイントを押さえて、同じ動きでも運動効果を最大限にしましょう。
4.まとめ
今回は、ラジオ体操の健康効果についてご紹介いたしました。オーナー様の中には、健康のために散歩やウォーキングを行っている方もいらっしゃるかもしれません。近年、夏は非常に厳しい暑さになりますので、冷房の効いた室内でラジオ体操を行うことも、日々の運動の選択肢の一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
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〈参考文献〉
和歌山県HP
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/022600/radiotaiso/d00216821.html
鶴ヶ島市HP
https://www.city.tsurugashima.lg.jp/page/page002393.html
高根沢市HP
https://www.town.takanezawa.tochigi.jp/learning/sports/taiso/
蒲郡市HP
https://www.city.gamagori.lg.jp/site/hokencenter/rajiotaisounosusume.html
川越市HP
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/smph/kenkofukushi/kenko/kenkoshien120221017.html
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