「食事バランスガイド」について
毎日の食事は、体の元気や健康に直結します。
しかし、「何をどれくらい食べればよいか分からない…」という方も多いのではないでしょうか。
そんなときに役立つのが、厚生労働省と農林水産省が作成した「食事バランスガイド」です。主食/副菜/主菜/牛乳・乳製品/果物 の5つのグループをバランスよく組み合わせる目安を、わかりやすい「コマ」の形で示しています。
本記事では、食事バランスガイドとその使い方についてご紹介します。
【目次】
1.「食事バランスガイド」とは
2.「食事バランスガイド」の使い方 ~料理区分と数え方について~
3.「食事バランスガイド」の使い方 ~1日分の適量について~
4. まとめ
1.「食事バランスガイド」とは
「食事バランスガイド」は、1日に、「何を」、「どれだけ」食べたらよいかを考える際の参考にしていただけるよう、食事の望ましい組み合わせとおおよその量をイラストでわかりやすく示したものです。
健康で豊かな食生活の実現を目的に策定された「食生活指針」(平成12年3月)を具体的な行動に結びつけるものとして、平成17年6月に厚生労働省と農林水産省が決定しました。
2.「食事バランスガイド」の使い方 ~料理区分と数え方について~
「食事バランスガイド」では、毎日の食事を 主食/副菜/主菜/牛乳・乳製品/果物 の5つに区分しています。
コマに描かれている料理のイラストを目安に、料理を「1つ」「2つ」…と「つ(SV=サービング)」という新しい単位で数えます。これは、「食事バランスガイド」独自の数え方です。
5つの料理グループごとに「1つ」の目安となる量が決められていて、さらに一日にとる目安の量が示されています。基準となる「つ」の量を理解することで、あらゆる料理を「つ」に換算することができます。
こちらの図では料理例を紹介しております。

また、「食事バランスガイド」には、欠かすことのできない「水・お茶」「運動」についてもイラストで表現されています。
■水・お茶

水・お茶といった水分は食事の中で欠かせないものであり、料理、飲料として食事や食間などに十分量をとる必要があることから、象徴的なイメージのコマの軸として表現しています。
■運動
「コマが回転する」=「運動する」ことによって初めて安定することを表現しています。栄養バランスのとれた食事をとること、適度な運動をすることは、健康づくりに大切なことです。適度な運動習慣を身につけましょう。
3.「食事バランスガイド」の使い方 ~1日分の適量について~
食事の適量(どれくらい食べればよいか)は、性別や年齢、日々の活動量によって異なります。
2で紹介したコマのイラストは、2200±200kcal(基本形)を想定した料理例が表現されています。
この量は、身体活動量が少なめの成人男性や、活動量がふつう以上の成人女性が1日に摂る目安として考えられます。
ご自身に合う食事量は、こちらのチェックシートでぜひ確認してみてください。
※強い運動や労働を行っている人は、さらに多くのエネルギーを必要とするので、適宜調整が必要です。

4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
「食事バランスガイド」は、毎日の食事を無理なく整えるための目安です。
主食/副菜/主菜/牛乳・乳製品/果物 の5つのグループを意識することで、栄養のバランスが整い、体調管理や健康維持に役立ちます。
皆さまの健康づくりや元気な毎日に少しでもお役立ていただければ幸いです。
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出典:
農林水産省(https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kenzensyokuseikatsu/about_b_guide.html#kubun)

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