免疫力UPついて
コロナウィルスが流行してから数年が経ち、自由にコミュニケーションがとれず、マスクが欠かせない生活が続いています。今回は、免疫力をUPしてウィルスに負けない身体を作るために大切な、栄養素や食事についてご紹介いたします。
【目次】
1.免疫力とは?
2.免疫力UPへつながる食品
3.おすすめレシピ
4.まとめ
1.免疫力とは?
免疫力とは、外から体内に侵入してくるウィルスや病原菌を防ぎながら、体内に発生する異常な細胞を除去するといった、自分自身の体を守る力のことです。免疫力が低下すると、多くの病気にかかりやすくなります。
免疫力を高めるには、栄養バランスのとれた食事や、適度な運動、十分な睡眠などが必要です。また、笑うとナチュラルキラー細胞という、免疫をつかさどる細胞が活性化されることがわかっており、口角を上げて笑顔をつくるだけでも効果があるそうです。笑顔で規則正しい生活を心がけることが大切です。
今回はその中でも、食事に焦点を当ててご説明いたします。
佐野市HP
https://www.city.sano.lg.jp/soshikiichiran/kenkou/kansentaisaku/top/20097.html
2.免疫力UPへつながる成分・食品
〇ビタミンD
いくつかの食品に含まれ、強い骨を維持するためや健康のために必要な栄養素。筋肉を動かすため、神経が脳と身体のあらゆる部位との間のメッセージを伝達するため、免疫系が体内に侵入してくる細菌やウイルスを撃退するために不可欠。食品、サプリメントだけでなく、日光から摂取することができる。
【ビタミンDが含まれる食品】
サケ、マグロ、サバといった脂肪性の魚・牛のレバー・チーズ・卵黄・キノコ類など
〇ビタミンA
脂溶性ビタミンで、多くの食品に含まれており、正常視力、免疫システムおよび生殖に欠かせないもの。また心臓、肺、腎臓やその他の臓器が適切に機能するのを助ける。肉や魚、乳製品に含まれる既成ビタミンA (レチノール及びそのエステル)と、その他の植物由来の製品に含まれるプロビタミンAの2種類のタイプがある。
【ビタミンAが含まれる食品】
牛レバー・サケ・青菜・ブロッコリー・ニンジン・カボチャ・アンズ・マンゴー・乳製品など
〇ビタミンC
アスコルビン酸としても知られる、食品に含まれている水溶性の栄養素。酸化防止作用があり、体内でフリーラジカルによるダメージから細胞を守るのを助ける(フリーラジカルとは、摂取した食物が体内でエネルギーに変わる時に形成される化合物)。さらに、植物性食品からの鉄の吸収を促し、病気から身体を守るために免疫系が適切な働きをするのを助ける。
【ビタミンCが含まれる食品】
柑橘類(オレンジやグレープフルーツなど)およびそのジュース・赤ピーマン・緑ピーマン・キウイフルーツ・ブロッコリー・イチゴ・ベイクドポテト(焼いたじゃがいも)・トマトなど
〇ビタミンE
多くの食品に含まれる脂溶性の栄養素。酸化防止作用があり、体内でフリーラジカルによるダメージから細胞を守るのを助ける(フリーラジカルとは、摂取した食物が体内でエネルギーに変わる時に形成される化合物)。免疫機能を高め、体内に侵入してくる細菌やウイルスを撃退するためにも必要。また、血管拡張を促し、血管内で血液が凝固するのを防ぐ。
【ビタミンEが含まれる食品】
小麦胚芽油・ひまわり油・トウモロコシ油・大豆油・ナッツ類(ピーナッツ・ヘーゼルナッツ・アーモンド)・種子類(ひまわりの種など)・緑色野菜(ほうれん草・ブロッコリー)・ごまなど
〇乳酸菌
発酵によって糖から乳酸をつくる嫌気性の微生物の総称。腸内で悪玉菌の繁殖を抑え、腸内環境を整える。人体に有益な菌のため「善玉菌」とも呼ばれる。また、便通の改善だけではなく、コレステロールの低下や免疫機能を高めがんを予防するなど、さまざまな働きがあると言われている。
【乳酸菌が含まれる食品】
ヨーグルト・チーズ・漬け物・日本酒・キムチなど
〇亜鉛
人が健康を維持するために必要な栄養素。亜鉛は全身の細胞内に存在し、免疫システムが侵入してきた細菌やウイルスを防御するのに役立つ。タンパク質およびDNA、つまりすべての細胞の中にある遺伝物質を合成するためにも、亜鉛は体に必要。
【亜鉛が含まれる食品】
牡蠣・赤身の肉・鶏肉・カニやロブスターなどの魚介類・朝食用栄養強化シリアル類・豆類・ナッツ類・全粒穀類・乳製品など
3.おすすめレシピ
免疫力UPへつながる食品を使ったレシピをご紹介いたします。ぜひご自宅で作ってみてください。
4.まとめ
今回は、免疫力UPのための栄養素や食事についてご紹介いたしました。ウィルスに負けない身体作りのため、毎日の食事に積極的に取り入れてみてはいかがでしょう。
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